振り返り 6/30お注連たて
藪原祭りと下獅子の本によると、お注連は「集落内の疫病や悪魔の進入を防ぎ、祭礼中には不浄災難を起こさず、区域内を清浄な場所とするものである」というような記述があります。
上町大橋付近のお注連は神風講社が、中町は尊神会が、下町転作センター前は八幡倶楽部が立てます。
写真にあるとおり同じ下町の泉町の他、藪原各町内にお注連が張られ、そこを屋台やお神輿が巡幸します。
近年、人口減少に伴う屋台やお神輿の巡幸範囲が狭まり、巡幸しない地区は徐々にお注連を張らなくなるケースが増えてきております・・・。
一昔前は、7月1日の0時にその年の頭がお注連を立て、お注連の形はその年の頭の形ともいわれたそうです。
今でも準備は頭が中心となって行い、立てるのは6月30日の夕方に倶楽部員総出で行なわれている。
そして7月1日早朝には神社の宮司が3箇所のお注連を祈祷お払いしています。
(何年か前、頭の時に早朝のその様子を見ました)
倶楽部で使用した注連縄は祭礼終了後、下獅子会館に保管され、9月に行なわれる八幡祭りの際に神社の鳥居に取り付けられ、下町を1年間見守ってくれます。
今年は倶楽部、町内共に立てる作業には参加できず、作業中の写真はありません。
来年こそはどんな様子かしっかり記録したいと思います。
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