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2014年2月

2014年2月21日 (金)

明日は八幡倶楽部新年会

明日は八幡倶楽部新年会
明日2月22日は八幡倶楽部の新年会が開催されます。

事業部企画!
今回は私事業部長ではなく、事業副部長が幹事で段取りしてくれました。

7月の薮原祭りに向けて盛り上がることを期待♪

余裕があればTwitterにて実況報告したいと思います。
https://mobile.twitter.com/8maruhachi

2014年2月10日 (月)

木曽のお祭り写真展

木曽のお祭り写真展
木曽のお祭り写真展
もっと早く情報を載せれば良かったですが…
明日11日まで京都で『木曽路の祭り』写真展が開かれております。もちろん我が薮原祭りの写真もあるとか!

この写真家の方は昨年も自然風景を撮った写真展を開いており、今年はお祭りを題材にされたようです。

あと一日しかありませんが、お時間ある方ぜひ行ってみてください♪
(先週から予定が立て込んでおり見に行けず…残念っ!)

2014年2月 2日 (日)

薮原祭りは住民のため?観光振興のため?

久々の投稿となりましたが・・・

今回は薮原地区を鎮守する薮原神社を祀る「地域住民のための薮原祭り」と、「観光客を誘客できる伝統芸能としての薮原祭り」について思うところを部ログさせてもらいます。

それぞれの立場や考えがあろうかと思います。理解していただける部分、違うんじゃないかなと思える部分あろうかと思いますが、私の“ひとりごと”は薮原祭りに関わる一人の意見として捉えていただきたいと思います。

当たり前のことですが薮原祭りにも法律や条例はなく、人から人へ伝えられてきた歴史と伝統が息づいてきたものですので・・・。

たまたま自分の心の中に「思うところ」が発生したのは、ここ数年のことです。

当村は木曽川の上流と下流の交流事業を行なっており、村内各地の観光地やイベントへの誘客も積極的に行なっております。

薮原祭りもその一つであり、江戸時代から続くといわれる勇壮で華麗な伝統芸能の獅子舞やお囃子、荘厳なお神輿の登場で中山道藪原宿が盛り上がるイベントでもあります。

開催時期が梅雨明け間近なことから、昔から「雨降り祭り」と呼ばれたり、獅子舞の披露にあわせて法被を着た氏子たちをお酒でもてなす風習から「酒飲み祭り」とも呼ばれています。

木祖村の交流事業や観光誘客事業により薮原祭りにも多くのお客様が来られるようになり、薮原祭りもより一層盛り上がりを見せる昨今ですが、一部薮原区民の総意ではない認識の違いが出回っているようにも思えます。

たまたま先日とある場で「木祖村の薮原祭りは素晴らしい!薮原のどこのお宅へ行っても豪勢な料理やお酒を振舞ってくれる。法被を着た若者の熱気と獅子舞などの芸能も素晴らしい!是非7月には木祖村の薮原祭りへ参加しておもてなしを受けてください!」と木祖村と薮原祭りの魅力を語ってくれた方がいました。

非常にありがたいお話でした!が、ちょっと引っかかったのが「どこのお宅でも」の部分。もちろんこのお話は村関係者がエスコートしてお邪魔した数軒のお宅での出来事です。

その後、自分にも発言の場があったので、「全ての家では難しいかもしれませんが、村関係者とともに(エスコートしてもらって)薮原祭りを楽しんでほしい♪」と付け加えさせていただきました。

数年前のお祭りでたまたまお邪魔したお宅の方から「村では薮原祭りを見世物にしたいのか?」「お客が来るのは良いが、知らない人が家に入ってきて“我が物顔で飲んでいった”」などの話を聞きました。

本来酒飲み祭りの起源である「各家庭のおもてなし」は屋台運行や獅子舞など行なっている法被を着た若者の鋭気を養うためのものだったり、お祭りを祝う「御神酒」として出されているものだと思います。

木祖村の発展に尽力を尽くしてくださる方々を村関係者や村民がエスコート、おもてなしすることは大切なこと(そのおもてなしは重要)ですが、一般のお客様にも「どこの家でも飲める、食べれる」という認識をされてしまうのは、正直どうかと思いました。

これが“思うところ”の起源です。

観光客の皆さんの目的は様々です。写真や映像におさめ記録していかれる方、伝統芸能を見に来られた方、親戚にお呼ばれされた方など。どのお祭りにも言えることです。と付け加え、全てのお客様の認識が違うとは思いませんが、まずは「地域住民のための薮原祭り」であることは認識していただき、その中で薮原祭りの魅力を存分に楽しんでもらいたいと思います。

今後、薮原祭りを維持発展、さらには多くの村民や観光客の皆さんに楽しんで見てもらえるために必要なこと、まだまだ考えはまとまりませんがひとまず今の気持ちを整理してみました。

 

①薮原区民のための薮原祭り

祭りの起源は諸説色々ありますが、厳しい気象条件による不作、伝染病や飢餓、大火など薮原も様々な災難が降りかかってきた歴史があります。それでも人々は年に一度の薮原祭りに向けて蓄え、豊作祈願や厄払いをし、薮原祭りを守ってきた伝統があります。

まずは祭礼団体員を中心に薮原祭りに関わる人々の今までどおりの「熱い厚い気持ち」「温かいおもてなし」「伝統を守り続ける力」は不可欠!

その中で時代にあったやり方や考え方に沿って、準備練習を重ね、楽しいお祭りを迎え、皆で食べて飲んでお祭りを祝い、太鼓を叩き、笛を吹き、獅子をまいて、それを見聴きし、「うまいぞ!」「もっと頑張れ!」と鼓舞し合い、屋台を引き、お神輿を担ぎ、祝い唄をうたい、年に一度しか会えない人とも語り合い、最後には「今年も暑かったけど(雨は降ったけどetc)いい祭りだったね」「また来年の祭りに向けてそれぞれ家庭に・仕事に・学業に精進しましょう」という一年の流れになると良いと思います。

薮原祭りがあるから木祖村に残りたい(残った)、薮原祭りをやりたい、見たい、聴きたい、7月になるとソワソワする、といった脈々と受け継がれる人材と伝統を大切にしたいと思います。

それが薮原祭りの維持発展、更なる魅力向上につながる気がします。

 

②観光振興と薮原祭り

そうは言っても年々人口の減る過疎地域である木祖村。気持ちではいつまでも大好きな薮原祭りを守っていきたくても受け継いでくれる若者の減少は今後一番の課題です。

関わる人など地域全体での取り組みは大切ですが、木祖村への誘客の一つとして薮原祭りの正しい魅力発信は大切だと思います。今の段階では薮原祭りがアベノミクス以上に経済発展につながる点は乏しいですが、人と人のつながりを大切にする木祖村の「薮原祭りに熱く関わる気持ち」と「伝統芸能の継承と発展」などの人材や魅力は、外へ発信してもまったく恥ずかしくないと思います。

お祭りに関わる人間としては、自分が大好きな薮原祭りを多くの人に見てもらいたいし、その魅力をわかってもらいたい気持ちもあります。

なので微力ではあるものの、この部ログやツイッターは「薮原祭りの内面からの魅力」を発信し続けたいと思います。

 

【結論】

まとまってませんが・・・

ありきたりではありますが、まずは自分達ができる最高の薮原祭りを毎年やっていきたい(演出したい)。獅子舞による厄払い、祝い唄による繁盛祈願など木祖村に住む人々のためとしても。

その良い部分や悪い部分ひっくるめて薮原祭り全体を見て、聴いて、多く人へ繋げていってほしい。それは薮原区民に限らず村民や木祖村がお世話になっている方々、観光客の皆さん全員に。

循環型社会ではないですが、薮原祭りの魅力を発信し多くの人に見てもらうことで薮原祭りをやっている人間の励みになり、更に維持発展を目指し、それを数多くの人へ継承していければ良い。

最終的には関わる人と観光振興がうまく結びつく方向へ行くことが望ましい!と壮大な思いをこめた、長くて申し訳ない部ログのまとめとします。

お読みいただきありがとうございます。

 

※すべてのお宅や関係者が初めてのお客様をお迎えしたくないという考えを持っているわけではないと思います。また個人的意見ですので木祖村や薮原祭りを代表した者の意見として捉えないようお願いします。

 

平成26年度の薮原神社例大祭は

7月11日(金)・12日(土)に開催されます。

今後の部ログやツイッター情報もお見逃しなく!

 

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